お子さまをスイミングに通わせる目的は何でしょうか。
「泳げるようにしたい」「心肺機能を強くして健康な体を作る」
「学校で恥をかかないように」「集団生活を学ばせたい」
確かにこれらは全てスイミングで身に付けられることです。
しかし、私たちがスイミングをお勧めするには、別の理由があります。
「やればできる」「がんばればできる」という、運動に対する自信や
自分に対する自信のことを運動有能感と言います。
これは、幼少年期のスポーツ活動を通して「できた!」とか
「やった!」といった成功の体験によって基礎が作られるといわれています。
スイミングには進級テストという仕組みがあり、20段階のハードルが用意されております。
子供たちは目標に向かい、連続した「挑戦」と「達成」という
体験を積み重ねていきます。
すなわち、単に「試合に勝った」「レギュラーになった」という以上に、
スイミングには、この運動有能感を体系的に身につけていく仕掛けがあるのです。
お子さまが成長し、やがて壁にぶつかるときがきっと来るでしょう。
私たちは、水泳というスポーツ、そしてスイミングで過ごす貴重な時間と体験を通じ、
「がんばれば必ずできる」という強い心、
「人間力」を身につけてもらいたいと願っています。